まはら三桃さんの新刊です♪

毎月、季節感を感じるおはなしを出してきた、
講談社の「おはなし12ヶ月」も、
とうとう12ヶ月目、最後になりましたねぇ。


毎月、違う作家さんがおはなしを書き、違う画家さんの挿絵が楽しめる
このシリーズ。
3月は、楽しみにしていたまはら三桃さんの作品です。(個人的にファンなので:笑)


『ひなまつりのお手紙』


言葉遣いに厳しかったり、ちょっと厳格なイメージの
おばあちゃんに、ひなまつりの仕度を手伝いを頼まれた、
主人公の女の子、ゆい。
おっかなびっくり、でも楽しみながら、おひなさまを
出していると、おばあちゃんの秘密を見つけてしまいます。


ゆいのおばあちゃんのところの雛飾りは、とてもりっぱで、
おひなさまを出している様子から、簡易版しか見たことがない私は
本当の雛飾りはこんなものが備わっているのねと、
へぇ〜と思いながら読んでしまいました。


まはらさんらしい、丁寧な描写と、朝日奈さんの挿絵の美しさも手伝って、
ほんとに雛飾りを出しているような気分になってきます。


最後には、今回も、ひな祭りの由来や、ごちそうについての豆知識も
書かれてますよ。


店頭では、おひな祭りを描いた絵本や紙芝居などご用意しております。
ぜひ、お立ち寄りください。