時計うさぎには家族がいた!?

楽しい絵本が出ました〜。


『不思議の国のシロウサギかあさん』


不思議の国のアリスに出てくる、
時計うさぎの家族のおはなしです。
もちろん、この絵本の作者、ジル・バシュレの創作。


不思議の国で、いつも走り回ってるうさぎの奥さんの心情が
面白おかしく描かれています。


この絵本の面白さは、それだけではありません。
随所にちりばめられた、ウィットとエスプリに富んだ隠し絵。
カバーの折り返しに、訳者のいせひでこさんが、
見どころを解説してくださっていますが、
他にもいろいろ描きこまれているらしい。
じっくり楽しみたい絵本です。


で、『不思議の国のアリス』ってどんな話だっけなぁと、
もう一度読み返したいけれど、できれば、簡単に、
という方に、とってもおすすめなのが、こちら。

『おとぎの"アリス"』


抄訳というのではなく、
ルイス・キャロル自身が、小さな子どものために描き改めた絵本です。
絵も、ジョン・テニエルが、この絵本のために、
色刷りの版画をつけて出版されたものです。
とても美しい絵本です。