「庭にたねをまこう!」

今の季節にぴったりの絵本が出ました。
昨年のクリスマスに大人気だった『クリスマスってなあに?』の
ジョーン・G・ロビンソンの絵本です。。
原題は『MY GARDEN BOOK』 1947年の作品です。

「MY GARDEN BOOK」ってなんて素敵なタイトル。
子どものときに、自分のお庭ってもてたら、うれしかっただろうなぁなんて思います。
実際持ったら、何も育てられなかったかもしれないけれど。。。


で、絵本ですが、クリスマスの絵本からの続きを感じさせる、
「クリスマスをおいわいしてからずいぶんたったきがします。」
というくだりで始まります。


しまいこんであった、ガーデングッズをとりだしてきて、
落ち葉焚きをして・・・と本格的。
ただ、種をまくことだけではなく、新芽を狙う鳥や、
はさみむし、かえるなど、ガーデニングのことがとても丁寧に描かれています。


お庭がないとただの憧れ?
いえいえ、都会に住む子どもたちの、ミニチュアガーデンは、窓辺のガーデンも描かれています。


なんといっても、3色刷りのレトロかわいい感じが素敵です。


今月、ジョーン・G・ロビンソンの読み物、
「テディ・ロビンソン」のおはなしが2冊復刊になる予定です。
楽しみですね。