今月のこどものともと 「だるまちゃん」シリーズ最新刊

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おすすめは・・・
0.1.2『おかお ない ない』
こどものともシリーズで科学絵本をたくさん手がけていらっしゃる
島津和子さんの絵が、今回もリアルでいてかわいい
親しみやすいあかちゃん絵本です。
いとうせつこさんとのコンビでは、
今の季節にぴったりな『あかちゃんかたつむりのおうち』が
あります。
ぜひ、あわせて読んでみてください。

今月の目玉はなんといっても
加古里子さん書下ろしの
こどものとも７００号記念(祝！)にして、
だるまちゃんシリーズ8作目
『だるまちゃんとにおうちゃん』です。

加古さんの研究テーマともいうべき
伝承遊びがおはなしになっています。

一見レトロに感じる遊びも、ぜんぜん古いなんてことは
ないのかな、と絵本を読んで改めて思いました。
つなひき、にらめっこ、バリエーション豊かなすもう。
どれも、今やっても楽しいものばかり。
しかも、特に道具がなくてもできちゃう。
こどものともには珍しい付録つきです。

そして、この8作目が出るということで、
2006年7月にこどものともで刊行された
『だるまちゃんとやまんめちゃん』が
ハードカバーになりました。
月刊誌で読まれた方はご存知だと思いますが、
こちらは、伝承遊びに、薬草になる草花、
昔話に出てくるやまんばが親しみやすい人として
登場します。

それにしても、加古里子さん、昨年の『からすのパンやさん』の
子どもたちのおはなしから、新刊続々ですね。